夏休みの自由研究、9割方終了しましたwww


なんちゃって~♪
宿題なんてないよ。

クリーニング屋さんからもらったアサガオ君が、
毎日1こずつ花を咲かせています。
アサガオなのに・・・なんだかひるがおみたいな色なんですww
ちょっとビミョーな色あい。
まぁ。。でも日本古来のアサガオって感じで、
清楚でいいかもね??( ^∀^)
って、ちょっと気になりウィキったら、
アサガオ奈良時代遣唐使が種を薬として持ち帰ったのが初めてだそうです。
種の芽になる部分が下剤になるらしい。
アサガオには毒がある、って言われたのはその所以だったのね。


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ところで・・・
今朝夢をみました。
悪夢に分類される夢でしょう、
うなされた~
しかし非現実的な話がやたらとリアルで・・・
そこで、5時から起き出して創作してみた。




(まだ)無題

自転車に乗って仕事から帰宅中。
黒い雲。今にも雷がやってきそう。
早く帰らなきゃ。気持ちが急いている。
細い砂利道、産廃車が路肩に駐車、
それをよけて他の車が行きかう。
狭いところをすり抜け走る。
小学3年生くらいの女の子が自転車で走っている。
体に合わない大きな自転車、
お母さんのものか?
ゆっくりと、というより下手糞。サイズがあってないからだろう。
カーブをよたよた。
悪いと思いつつ追い抜く。
追い越しざまに女の子がなにか恨みがましく呟く。
お門違い・・・お互い雨に降られることなく帰宅できればいいと、
心の中で彼女の無事を祈る。
正直子どもはあまり好きではない。
こんな時間まで遊んでいるのが悪いんだ、と思っていた。

そこから数分でアパートに着いた。
着いた途端に雨が降ってきた。
自転車をしまうまで間に合わなかった。
結局ずぶ濡れだ。
部屋に入り濡れた衣服と洗剤を洗濯機に放り込み回転させたり、
シャワーを浴びるのに給湯スイッチを入れ忘れ水を浴びたりで、
帰宅後のやらねばならないことをやることで追われ、
さっき会った女の子のことはすっかり頭から抜け出ていた。

数日後・・・仕事帰り、デパートに寄る。
日傘を買うためだ。
早出の時は、朝の爽やかな空気を吸うために、
いつもの自転車には乗らず、歩いて通勤するから、
日傘が必要なのだ。
以前買った日傘は強い日差しの為、
布地に穴が開いてしまった。だから。
台風が近づいている。風の強い日。
外から走り込んできてエスカレータに乗り込む人で混み合っている。
夕方だけに女性が多い。みんな髪の乱れを気にして手で髪形を整えている。
前の段に居合わせた女性と目が合う。
軽く会釈、風強いですね、ほんとにね・・・と
一言会話する。

エスカレータから1直線に2階の傘売場に向かい、
人が並んで歩いている。
今日は相当の人出だ。
ふと、後ろに女の子3人組がいるのに気付いた。
あちらもこちらを見ている。
というより後についてくる。
小学3~4年生くらいか?
気になって振り返ってみると、
3人は何かをコソコソ話しながらこっちを見て歩いている。
その中のひとりが3人から飛び出し私についてくる。
なんだ?!と思い警戒心丸出しで女の子の顔を凝視する。
女の子は、意外な言葉を発した。
「友達だよね!?」
全く理解不能だった。
「なにが?」
どう問うていいかわからず、そう聞いた。するとまた、
「友達だよね?!」
他の2人は意地悪そうににやにやして、
お互いじゃれ合いながらこっちを見て
またコソコソ話し笑っている。
2人のうちの1人に見覚えがある、
そうだあの日と同じピンクのTシャツを着ている。
この前雷の鳴りだしそうな雨の気配の夕方、
自転車で追い抜いたあの子だろう。
しかしなんで?

なにがなんだか不思議な思いで、
ちょっとの間女の子たちの顔を眺め考え込んだ。
雨が降りそうだったのに声もかけずに自転車で追い抜いたから、
私のことをからかっているのだろうか?

「友達なら何か買ってよ!」
さっき付きまとってきたひとりが、ぼぅっとしている私に向かってそう言った。
はっとして彼女の顔を見る。
目が吊り上っている・・・
何がこの子をそういう言葉を発する思考に向かわせるのか?
子どもとは言えこれは恐喝まがいの行為だ。
大人を相手にずいぶん舐めたものだ・・・

「友達じゃないでしょ。だから何も買わないよ。」
「なにいってんの?友達じゃん。買ってよ。
お金いっぱい持ってるんでしょ?」
「お金は自分が使う分しか持ってないし、
あなたとは友達じゃないし、何も買いません。
言ってること、おかしいですよ?どこの学校の子?」
「学校なんて関係ないよ。友達じゃないならお姉ちゃんでもいいよ。
お姉ちゃんのケチ!買ってくれたっていいじゃん。」
「関係なくないよ、あなたの言ってること普通じゃないって分からないの?
何年生?」

マジマジと顔を見る。
分別はつくはずだからふざけてるのかからかっているのか、
それとも本気でカツアゲする気なのか??
最近の子ってこうなのか?
ビックリして、しかし半ば呆れ気味だった。
そしてどうでもよくなり相手にならずにその場から立ち去ろうとした。
女の子は黙って後ろにピッタリとくっついて来る。
その数m後ろから2人がゲラゲラ笑いながらくっついて来る。
悪質だ。学校を尋ねたところで答えない彼女たち、
逃げ切るしかない。
ふと巡回警備員が目に入った。
彼のそばに小走りに走り、後ろについている女の子を指さし、
「この子迷子です。保護をお願いします。」
警備員は、わかりました。通報ありがとうございます。と言っていたが、
その言葉を後ろに聞き私はさっさとその場を立ち去った。
ちょっと振り返ると警備員が女の子の両肩を手でつかみ、
何かを優しげに話しかけていた。
女の子たちは憎々しげにこちらを目で追っていた。
私は不快な気分で買い物をするのが嫌だった。
買ったものを見る度にそのことを思い出してしまいそうだ、
その日は買わずに、近所のコンビニでスイーツを買い、早々に帰宅した。
帰宅後、意外に美味かったスイーツに嫌なことをすっかり忘れた。

1週間ほど経った時、
仕事で使う付箋を買おうとデパートへ行った。
可愛い付箋が欲しかった。
夏らしいイルカを模した形の付箋を見つけた。
それと木陰で羊が昼寝をしている図柄の付箋の2種類を買った。
仕事の息抜きに木陰の昼寝羊を見たら癒されるなぁと楽しくなった。
目的物が手に入ればもう用はない。
無駄遣いしないうちにさっさと帰ろう。
いつもは自転車で通勤だが、今日は徒歩で来た。
幸い気温が低めの涼しい1日だった。
軽やかな足取りでアパートの方向へ歩き出す。
今日は自転車ではないので近道の石段や、
その先のちょっとした雑木林の中を通って帰れる。
気分が楽しい感じだ。

そう思っていたのに、後ろに気配を感じた。
振り返ると・・・あの女の子だ。
今日は1人でいる。しかし私についてくる。
またですか?!
せっかく楽しい気分が台無しになった。
しかし思い返した、所詮ガキの足どり、
結構歩いている私の健脚について来れる訳ない。
そう踏んで私は小走り一歩手前の速さで歩き出した。
女の子は小走り、時々早歩き、小走り、を繰り返し、
私の数m後をくっついてくる。
吊り上った目はは恐ろしく無表情だ。
もうなんだか気味が悪くなってきた。
どんどん大股速歩きで進んでいく。
しかし、アパートを特定されたら嫌だなぁ・・・と思い、
何処かで撒くか、明後日の方向に行く振りをしなければならないなぁ。
と、急速に鬱になった。
近道の石段の所まで来た。
女の子ははぁはぁいいながら1段が高い石段を登ってくる。
最近の子は体力がないんだよな。
こちらは踊り場含め約50段の石段もほぼ登り切るまで来て、
女の子との距離が相当差がついてきたので心に余裕ができた。
それ故、ゆとり教育、運動会でも競争は無し、なんて
あまっちょろい学校生活送ってるからひ弱だし、
心身が健全じゃなくなる。などと、
今まで考えたことのないような教育現状について思いを馳せたりした。

石段を上がり切って左へ行けば雑木林だ。
アパートはそこを抜けていくのが近道だったが、
石段を上がったところをわざと大げさに右に向かった。
そして彼女から見えない所で踵を返し、
雑木林の中に走って入って行き、
真ん中のあたりで木に隠れ石段の頂上の方を見た。
ほどなく女の子が上がり切って、
さっき私が右に向かった方向へよたよた歩いて行くのが見えた。
その背中を暫く眺め、女の子が住宅街の中を
きょろきょろと私の姿を探している様子を伺い、
やがてどこかの路地に入って行って姿が見えなくなったのを確認すると、
雑木林の湿った優しい空気に包まれていることに気付いて、
心に安堵が戻ってくるのがわかった。
女の子の歩いて行った方向を見ると、
ずいぶん向こうの方に小さく豆粒のような女の子の姿が見えた。
これなら薄暗い雑木林の中に私がいるところも見えないだろう。
陰に隠れていた木を背に、なるべく木に隠れるようにして、
雑木林を後にした。

しかしまぁ、なんなんだこの状況は?
今後も頻繁に後を追い回されることになるのか?
女の子の学校が分かれば苦情を訴えることもできるだろうが、
彼女たちが自分で通学している学校名の口を割ることはないだろうし。
逆尾行すればいいのか?
いやいやいや、1日いっぱい仕事してきて、
時々ちょっとした買い物をして、
たまにコンビニでスイーツを買って、
シャワーを浴びて発泡酒を飲む、
インターネットで呟いたりして、
寝るまでののんびりとしたひとりの時間を、
ツマラン尾行の時間になんか割きたくはないわ。
引っ越せばいい?ただじゃ引っ越せないだろ、
何するにも金がかかるんだよ、クソガキ!
サラリーマン(ウーマンだが、一応)は搾取され通しですわ。
と思いを巡らせ、コンビニに着き、
抹茶あんみつを買ってアパートの部屋に帰った。





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