イロイロアル日ダナァ


昨日の日記だよ。
夕礼待ちで夜勤者が事務所前で待機していた、
ワタシもそこにいた。掲示物など見るともなしに眺めボーっと待つ。
先に作業所に入っていたリリーが戻ってきて、
ワタシに走り寄って言った。
とても困惑した顔だった。

「Gサン来テルヨ、帽子、色ガ違ッタ、
青イヨ、私ガ今日ハ何ヤリマスカ、ッテ聞イタラ、
私ニ聞カナイデ、Iサンニ聞イテ、ッテ言ッテタ、
ドウシヨウ、何何何???ナンカ変~~(((゚Д゚)))」

Gさんは例の女係長、
1週間ぶりのご出勤だった。
リリーがそんな風に話してるときに、
ラインのベテランの肝っ玉母さん的存在のMさんが来た。

「どーーする?なんとも異様な雰囲気だよ~(((゚Д゚)))」

Mさんに尋ねた。

「え、空気おかしいですか?(・∀・|||)

「怖いよ~~誰も何もしゃべらないで黙々としてる・・・┐(´д`)┌」





うちの職場ではキャップを被って作業をすることになっている。
一般作業員は濃紺、検査員は水色、係長はグレー、その上はまた濃紺、
技術者は何色、何々職は何色・・・と数種類のキャップがある。

で、先週まで女の係長はグレーのキャップを被っていた。
が、昨日は・・・濃紺のキャップを被って、
先週、欠勤者の仕事に追われ、4時間残業しても
終わらなかったワタシの残務を処理していた。

夕礼終わってリリーとくっついてラインに入って行った。
おはよ~ございま~す、なんて挨拶はしつつも、
みんなだんまりムード、
やだなぁ。

たぶん元女係長の事だから、
朝の時点で何の挨拶もなく当たり前のようにそこに来て作業を始めたんだろう。
みんな無言になるはずだよな・・・

ワタシの残務を手掛けてくれていたので、
傍に言って挨拶した。

「おはよ~ございます、すみません、ありがとうございます。」

しかしなかなかどいてくれない。
残業ですか?と聞いてみた。
すると違う。と言う。
だったら早くどいてくれよ、
作業したいのでwww

業務連絡はそんなものであとはまただんまりムード、
その辺を片したり、自分の作業しやすい環境を整えていた。
てか、あんた早くどいてくれないとワタシが作業できないんですけど・・・
自分がやった作業の伝票を出すと言ってあっちの方に行った。
物はそこらへんに放置してある。
どうすんだよこれ??
ワタシ専用の作業台をがさがさやっていると、
下の方から不具合品とみられるブツもでてくる、
おいおい、これも放置かい?!?
どうなってんの???

そして元女係長は音もなく消えて行った。
いつ帰ったんだよ?!てかいろんなものを放置して帰るなよ~ ( ゚д゚)ポカーン
なんだか訳わからん。仕事できる人なのかできない人なのかwwww
ところで、あんたは平に戻ったのかい??






最近は繁忙期というのも言い訳にならないくらい、
不具合が多い。あっちの方から偉い?課長が巡回に来てることが多くなった。
なぜあっちの方から来るのか?
うちの課長がアホだからですwwww
その課長は昨日もいた。

夜勤時間が始まって1時間くらい経ったかなぁ。
ワタシのいるラインから一番遠いところのラインあたりから、
「何考えてんだ!!」というような怒鳴り声が響いた。それは2分くらい続いた。
誰かが怒鳴り、その後違う人がどなり始めた感じだった。
ふと見ると、そのあっちの方から来た課長が怒鳴ってる雰囲気だった。


みんな?(´・ω・)?って顔していた。
それもまたおかしかったww

肝っ玉母さん的存在のMさんがワタシに言った。

「Kさん(例のおさおば)がS課長に怒られてるんだよ、
今日も不良出したんだよ、先週からすごかったでしょ、」

それはおさおばから流れてくるある部品の事だった、
先週からもう、6件目なのだ。
昨日は日勤時に他の人がワタシの代わりにやってくれて、
それでまたまた不具合が発見されたらしい。


しばらくすると’80年代アイドル風の男係長がやってきた。
Mさんに作業指示をした後に、

「さっき、KさんがS課長にキレ掛かったんだよ、
そしたらSさんがそれに輪をかけてキレたの、
まいったよ~~┐(´д`)┌」

と言って、忙しそうにまたどっかへ消えて行った。

それを小耳にはさんだワタシはうきうきしたwwww
ざまぁ!おさおば、
最近も夜勤の残業後、ロッカー室で張りこんでたり、
アホ丸出しのメールを、自らのアドレスを変更して私に送ってきたりしていたのだ。
アドは拒否っていたのでこっちに送れない為、自分のアドを変更したと思われ。
そんなことが続いていたので、ワタシのおさおばに対する
ザマーーー見ろ度は急上昇!!!ヾ(≧∇≦*)ゝ

しかしまぁ、無敵だよな。
S課長にキレ掛かるとは・・・
厚顔、KY、池沼・・・




日勤の残業者が帰っていくと、
夜勤はだんだん静かになっていく。
これがいいんだよねぇ。
作業に集中できるし、
ガチャガチャうるさくない夜の作業所、
なんとも哀愁が漂う。



そして21時の昼になり、
リリーとぼた雪の中、駐車場へ走った。






休憩後、作業再開、
ほどなくリリーが慌て出した。
何か呟きながらおろおろパタパタこっちによろよろやってきた。

「ジシン、ジシン、ジシン、ジシン、ジシン、・・・。・゚・(ノД`)・゚・。」

で、ワタシの背後から肩にしがみついて、
辺りを見回してる。

「あ、ほんと、揺れてるわ、てか回ってるね。」

「ソウデショ~。・゚・(ノД`)・゚・。気付カナイデスカ?
ワタシ、地震怖イデス~。・゚・(ノД`)・゚・。」








そしてリリーが感想を述べた。

「今日ハ、イロイロアル日ダナァ~~
Gサン来タデショ~、帽子ノ色違ッタデショ~、
課長怒鳴ッタデショ~~ソレカラソレカラ
雪降ッタデショ~、で、地震ヨ、疲レタ~~。・゚・(ノД`)・゚・。」



なんか、和んだwww