国生さんの走りに感動!!

ロンハーで女芸人夏の運動会やってた。
このところ夏の恒例になっていたよ。
同年代としては、むしろ友達になりたい杉田かおるや、国生さんを応援していた。
中高年の域に達した女が頑張っている姿はケナゲでイトオシイ。
 
いつも見るたびに一緒に涙が出たもんだった。
なんの種類の涙だろう。カナシイ、かな?
ケナゲもイトオシイも、そしてカナシイ、も、カタカナで書きたくなる感情だ。
 
数年前に国生さんは、そのずば抜けた運動神経を見せつけていた、
それが昨年あたりから陰りが見え始めてきた。
早い話が、歳には勝てない・・・ってこと、
数種目ではトップを勝ち取りながらも、
最後のリレーでド派手な転倒、そしてmisonoに跨がれ、
チームは負けた。
国生さんはゴールで悔し涙にくれていた。
 
 
今年は雪辱を晴らしたい、という出だしの流れだったが、
50m走でなんとかってタレントとmisonoにタイムを奪われ、
3位に甘んじた。
misonoとは0.05秒差だっただけだが。
綺麗に走り、一生懸命走ったのに。
 
とうとう淳に、
『国生さんに老いを感じる。』
と言われてしまった。
 
そこで国生さんは諦めたようだった。
その後の種目は、以前のように真剣に取り組んでいなかった。
淳に言われたことで、解放されたのかもしれない。
無理しなくていいんだ。と。
 
ところが団体戦
リレーのアンカーは、天敵のmisonoだ、
前走者は遅れ気味だった。
しかし、国生さんはmisonoを抜いた。
そのフォームは、天に向かって走り去るような勢いで・・・
 
そして、またゴールで泣いた。
 
今度は、私は泣かなかった。
笑っていた。
げらげらと、ではなく、
ははは、と笑った。
よかったね、国生さん♪ってな感じで。
 
国生さんも泣き笑いだった。
そしていつまでも大はしゃぎしていた、
それは自虐的にすら映った。
 
 
国生さんも私も、老いについて諦め、自覚した今年の夏だ。
 
杉田かおるはとっくに内省しているようだった。
さすがは魔王と呼ばれるお方だ。
いつまでも素敵なアイドルでいてくださいね。と思った。
 
 
 
本当に一生懸命走っている人なら、感動に値するんだよな。
今週走っていた人で感動したのは国生さんだけだ。