達夫さんの夢を見た。
達夫さんは太って大きくなっていた。
反省してる風な、温和な顔で笑ってほっとした感じでわたしを抱きしめている。いた。
私はたっちゃん大好き・・・って感じで抱きついていた。
たっちゃんと溶けあいたいと思いっきりしがみついて抱きついていた。
とても安心感のある…
 
これからどこかにでかけるようだった。
私は支度をしていた。
すごく時間がかかった。
顔を洗ったり化粧をしようとしていた。
夕方近くなって、達夫さんは、
遅くなっちゃったよ。的なことを言ってきた。
これから行ってももう時間が少ないよ、的な。
でもこれ、なんか健一のような気もした。
私には安心感しかなかった。
待っていてくれる人がいるんだ。って、そんな感じだった。
いや、私のことを人が、待っていてくれるんだ。って感じ。
 
 
とうちゃんが酔っ払ってどこでもかまわず、って感じで寝っ転がっていた。
私は多分注意したんだと思う。
とうちゃんは、ぼけていた。
 
女の子がいた。
誰かを待っているような。
遊んでくれる人を待っていた。
期待をして・・・
 
中国人がいた。
善良な日本人をだましていた。
傍から見ていた私には、その中国人の悪事が見えた。
荷物を転送してくれと言いつつ、○○4丁目、としかいわない、
詳しい番地は?そんなじゃ届かないよ、転送手続きくらいなら自分でやったら?
といったら、その中国人は荷物をどぶの中に捨ててしまった。
 
私は善良な日本人に注意した。
あの中国人はちっとも困っていない、
さっき店の中で物色したり、鏡を見て髪を直したりしていた。
騙されちゃいけないよ。と教えた。
善良な日本人たちは、ほんとだ、あぶないあぶない、と改心した。