北海道の旅16日目:チキウ岬~登別【7/27】

 
夜半から小雨が降ったりやんだりしていた。
そういうの、もう・・・慣れた(´Д`)ハァ…
 
小ぶりのうちに、合羽着てテント撤収できたのでよかった。
7:15出発、
洞爺湖を半周して、R37に下りてきて、
洞爺駅前のコンビニで朝ごはんを食べた。
お店のおねぇさんが、
『どちらまで?!』
と聞いてきてくれたので今日の予定を話した。
 
地球岬行ってから登別温泉入って、
そこから支笏湖経由で千歳に出る・・・と。
 
すると登別温泉でいい所があると教えてくれた。
登別温泉の方に右に坂をずっと上がって行って、
ちょっと行くと右側にさぎり湯という公営のお風呂があるから。
 
通常の登別温泉だと、¥1000とかかかっちゃうけど、
そこは公営だから、すごい安くていいよ!
朝からやってるし。セイコーマートがあるから聞いてみて。
それから左に行けばオロフレ峠だから、越えて支笏湖だよ。』
 
↑これ、行ってみると、距離感こそ違うが、
おねぇさんの言うとおりだったΣ(・∀・|||)
 
・・・まず先に地球岬の写真。
 
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着いた途端に西から黒い雲、東から濃霧に包まれ、
こんな眺望・・・
まぁ、雰囲気はよくわかった。
 
 
 
で、登別温泉
さっきのおねぇさんの言葉を頭の中で反芻しながら走る、
坂は、すぐ分かった。
が、右側のさぎり湯が・・・
 
ほんとに聞いた通りだよ、嘘じゃない。
って感じで笑った。
北海道の人の距離感って、ちょっと行ったら、の、ちょっと感が、
本土と違うんだろうなぁと思った。
 
夢元さぎり湯、¥390
一日券は¥1200くらいだったかなぁ、
間違ってたらすみません。
シャンプー・せっけんなどは設置してません。
 
 
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あったし。
 
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すごい良いお湯でした。
よくあったまって、アイスを食べた。
 
オロフレ峠に向かい、走り出す。
 
カルルスを過ぎたところで、対向車線の真ん中にキタキツネが佇んでいた、
いや、1匹が寝転がり、1匹がそれを気遣っているように見え・・・
それを見た途端に胸が痛くなった!(lll゚Д゚)
なぜ寝転がっているのか、わからなかった。
 
しかし、私には何もできず・・・
素通りしかできなかった。
 
自分の無力さを感じた。
 
すぐに対向車が2台現れたので、
気をつけて走って欲しくてパッシングをした。
気づいてくれたかな。
 
その後ろから、何故かパトカーが来た。
あ、きっとお巡りさんがキタキツネ保護センターに彼らを連れて行ってくれる、
と考えることにした。(てか、そういう施設あるんか?)
 
人間がどんどん動物の領域を侵しているから、
シカやクマや、キタキツネの事故が増えるんだろう。
 
 
 
オロフレ峠は、そこそこ恐ろしい峠だった。
道が狭いし、アスファルトが悪い。
なんせ、通行量が全くない。
恐怖を感じながら進んだ。
 
途中で道路工事しているとちょっとほっとする。
こんなところに人がいるんだなぁ・・と。
 
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峠をちょっと過ぎた所の展望台、
広い駐車場に私一人・・・
 
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ひょぇ~~~~!こわい!
早く行こう(゚д゚)
 
 
R453に入った頃から本格的な雨が降って来た。
てか、土砂土砂降り!!!
え~~~~!って位。
道沿いの長流川が氾濫寸前に感じた。
最初はえ~~~~!!だったが、
止む気配と雨雲を抜ける気配のない土砂土砂降りに、
そのうち諦めモードで、
あ~~ぁ。に変わった。
 
およそ2時間、土砂土砂降られた。
あんなに土砂ったのは、一昨年の四国上陸以来だった。
雷が鳴ってないだけマシだった。
 
支笏湖を眺める暇などなく、
R453を千歳に入ったところで道道16に入り、
ちとせライダーハウス¥1,000に避難した。
 
銭湯近い、洗濯OKで選んだのに、
0円マップはまたもや裏切ってくれた。
銭湯は歩いて15分、洗濯¥200は乾燥機がないので実質不可能、
コインランドリーは銭湯の倍の距離・・・
 
雨露に濡れないだけ有難いと思え。って感じ。
バイクは雨ざらし、ちょっとしたシートは掛けられる。
自炊も不可能。あらまぁ。
 
女子部屋にて。
エストバッグの中身を悉く出して、乾燥を試みる。
 
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2階のテレビ部屋。
よかったのは、唯一、ひとりでテレビを満喫できたことのみ!
温泉入ったので、銭湯には行かず、早々寝てしまいました。
ひどい一日だった。
走行距離204.4km
 
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